春は血の流れが乱れやすくなる季節2🌸

前回の続き春は
"特に上半身に異常が現れやすくなる"というお話をしました。
今回はそれにはどうしたらよいかというお話をしていきたいと思います。

春の陽の気に伴って血も高ぶるようになります。
そのため、頭痛、鼻づまり、喉の痛み、瞼のむくみ、めまい、ふらつきなど、おもに体の上部、顔や頭に症状が現れやすくなります。
さらに、東洋医学では「肝」は思考を司る臓器とも言われています。物事を考え、判断し、ストレスをコントロールしてイライラや不安を鎮める役目を担っています。
加えて、筋肉や腱、関節の動きも肝が支配していると考えられています。そのため、春に肝の働きが高ぶると、痙攣や硬直などの症状が現れたりします。
この時期に起こるアレルギー疾患の1つ、花粉症も陽の気に伴う血液の上昇が症状を招く要因。血液が体の上部に滞るため、鼻や目の粘膜が充血して炎症を起こし、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどももたらします。なかでも、眼は肝の異常を表す窓口のため、目の疲れ、かゆみ、充血、炎症などが起こりやすくなるのです。

春に高ぶり、疲弊した「肝」の働きを正常に戻し、補うのが"酸味"の食材です。酸味とは酸っぱい味。
梅干し、酢、柑橘類、さくらんぼ、りんごなどが酸味を代表する食材。
疲れた時にこれらを口にすると、疲労感が和らぎます。
これは酸味のもとクエン酸が脂肪や乳酸を分解、エネルギーを生み出すため。さらに、酸味はアルカリ性食品で、疲労や夏バテの原因となる血液の酸化性を防ぎます。
体が酸性に傾くと、免疫力が低下し、疲れやすくなるほか、血管が硬くなる動脈硬化や高血圧を招くとされます。こうした症状に酸味の有効性が認められているのです。
※ 参照 マンガで分かる初めての和食薬膳

lomilomi kai nui

春は血の流れが乱れやすくなる季節🌸

今日は東洋医学からみた春の季節について少し話をしてみたいと思います^_^

マッサージの勉強をし始めてから、この東洋医学がきってもきれないものだなぁ感じることは常々。

身体の声に耳を傾け、旬のものを食べ、その季節に合わせて生活していくことで、原因がわからなかった身体の不調も改善していくことは多いです。


今回は春という季節について、少しお話したいと思います。
それぞれの季節が身体へどう影響を知るのはとても大切なこと、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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春は
「血の流れが乱れやすくなる季節」

春になると、ピンと張り詰めた空気がゆるみ、次第に日がのびていき、春な暖かな陽気が満ちてきます。
春は生き物たちの命が生き生きと育まれる、生命力にあふれる季節です。

みなさんも春になると何か新しいこと始めたくなりませんか?
それは身体の中にやる気や元気をもたらす"陽の気"がどんどん高まり、エネルギーが蓄積されていくからなんです。

冬の間、身体は体温やエネルギーを逃さないようにできるだけ活動を抑え、栄養をため込んでいます。
その分、余分な脂肪や老廃物、有害物質などもたまりやすくなっています。

東洋医学では、新芽から青葉へと草木がぐんぐん成長していくように、春は人間も活動的になる季節、高まった気を発散するのが春の養生法です。

このとき、先頭をきって働くのが「肝」です。
東洋医学でとらえる肝のもっとも重要な働きは、血液を貯蔵し、調整することです。

肝臓は冬の間に身体にため込んだ不要なものを解毒するために働き、春は大きなダメージを受けます。オーバーワークで疲弊すると、本来は肝にとどまるはずの血液がおさまらず、春の陽気をともなって、血が高ぶるようになるのです。
自然の気に逆らって室内に閉じこもり、発散せずにいると、陽の気は上へ上へと向かって、体内に滞ります。

そのため、特に上半身に異常が現れやすくなります。

この時期のめまいやのぼせ、気持ちの高ぶりによる不眠などは、血の流れの乱れにともなう代表的な症状といえます。

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また、次の投稿でそんな時どうしたらよいかを書いていこうと思います。


※この文章は「マンガでわかる初めての和食薬膳」を参考にさせてもらいました。

https://kainui6363.amebaownd.com/posts/7938071

lomilomi kai nui

茨城県つくばみらい市で2019年6月よりロミロミサロンkai nui(カイ ヌイ)をオープンします。 kai nuiとはハワイ語で大きな海という意味。人は海から生まれ、海とともに生きてきました。 波のゆらぎに身を任せ、目を閉じると全身の力も抜け身も心も癒されます。 そんな感覚をこのサロンで感じてもらえればと思い、店の名前をつけました。

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