こんにちは
今週も1週間頑張っていきましょうね!!
前回までで体のそれぞれの部分の症状とその気持ちをお伝えしました。
その中で何か役にたてることがあったならよいなと思っています。
今回のシリーズは「4つの臓器の気持ちを知る」
体の中でも主要な4つの臓器を紹介しながら、その臓器たち役目をココロとカラダのつながりからみていこうと思っています。
今日お伝えするのは
「腎臓」
腎臓は血液を「見守る」場所
腎臓はどこにあるか知っていますか?
腹膜の外、背中側のちょうど両ひじを下したあたりに位置し、左の腎臓が若干上の方にあります。
腎臓の働きは体の血液をろ過しておしっこにすることろ。
1日に160ℓ~170ℓの血液をろ過しています。
しかし、実際にそこから膀胱にたまるのはわずか1%、99%は体に再吸収されます。
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腎臓は血液を通して体の状態を見守っている。
(気圧による体調不良、血圧の異常、気分の激しいアップダウンは、腎臓さんからのサインとみます。)
腎臓の発生
胎児21日目を過ぎると、最初の腎臓組織である「前腎」が、将来ヒトの「頸」になる部分に現れる。
28日を過ぎたあたりで、今度は将来「胸」になる部分に「中腎」が現れる。
35日ころには最後の「後腎」が「お尻」の部分で膨らむ。
前腎、中腎はバトンタッチするように姿を消し、後腎が「腰」のあたりに上がって、腎臓として成長する。
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人のカラダができる時から、背中の上から下にリサーチしながら見守っている。
「腎」と耳
(腎臓-腎盂ー尿道ー膀胱)と(耳ー中耳ー耳管ー咽頭)の形が似ている
新生児の「耳の形に異常がみられると、腎臓の検査を施すことがある。」
*疲れた時など耳をマッサージするとよい。
「腎」とのど
扁桃炎を繰り返すと、腎炎に移行する。扁桃腺がはれた状態を「アデノイド」といい、
その特徴は空気を吸い込むことが困難になる。
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無気力、不活発、緩慢な腎臓の態度を反映している。
アデノイドとの逆の立場にあるのが「喘息」。特徴は気管支が痙攣し、息を吐き出すことが困難になる。
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腎臓の緊張が背骨を通じ、頸部から咽頭部の緊張をもたらす。
*喘息の人は首から背中にかけて緊張しているので、そこをあたためたり、マッサージしてゆるめてあげるとよいですよ
「腎」と腰
腎臓は、腎床というところにつながっているだけで、不安定になっている。
腎臓の異常は背中、腰上部に波及しやすい。
*くしゃみは咳は腎臓が位置を戻そうとしているともいわれます。
左腎と右腎
左腎:(母エネルギー)臓器に気力を与える作用。あなたのカラダを守る。
機能低下すると、疲労倦怠感、下半身の脱力感、ものにつまづきやすい。
右腎:(父エネルギー)繁殖、精力に及ぼす作用。女性らしさ、男性らしさを与える。
機能低下すると、性欲の減退、男性では精力の減退。
腎臓さんの性格
背中にそってカラダをリサーチする。のんびりマイペース。長い目で、大事な仕事をする。
激しいアップダウンは苦手。予想不能な出来事を恐れる。恐れに起因した頑張りは腎臓さんに負担。
腎臓さんを元気にするワーク
息を吸いながら、両ひじを腎臓の位置につけるように背中に回してください。
はい、脱力ー。7回やります。
「腎臓さんは、のんびり、長い目であなたを見守る」
カラダって面白いですよね。
ぜひ、雑学の一つにしてもらえたら幸いです。
*参考:おのころ心平セミナー
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